ヘッドレスCMSにはフロントエンドがない？従来のCMSとの違い

ヘッドレスCMSの種類

ヘッドレスCMSは、大きく分けて2種類あります。それぞれの特徴を踏まえたうえでの選択がおすすめです。

• Self-Hosted型

  自社内で独自のサーバーを用意し、その内部にCMSを設置する方式です。サーバーの導入から管理保守までを自社リソースでまかなえるため、導入コストを最小限に抑えられるメリットがあります。
  
  一方で、導入から運用保守にあたっては専門知識とスキルを持ったエンジニアが必要なため、人件費がかさんだり、人材確保に時間がかかったりするのがデメリットです。

• CaaS型

  CaaS（CMS as a Service）型ではCMS運用会社が提供するサーバーを利用してCMSを構築します。ベースのシステムがあらかじめ提供されているため、導入の初期費用が低く、運用に専門知識が必要ない点がメリットです。また、導入期間中は専門スタッフによるサポートが常時受けられるため、CMS初心者でも運用上の不安がありません。反面、システムの利用料金が毎月発生するため、業務に活用できなければロスコストが出てしまうデメリットがあります。